菜食主義と草食動物
2017年 05月 14日

身体は心の歴史である
2017年 04月 29日

昔の捻挫
2017年 04月 22日


ポタージュスープ、あれこれ
2017年 03月 31日

身体とは潜在意識が作るもの(自由部門)
2017年 01月 18日


身体の傷と心の傷
2016年 08月 16日
私たちは心より身体を大切にしているそうです。
5歳の子供でも、転んで傷が出来ると、傷口にバンドエイドを貼り付けることを知っています。
一日に2回は歯を磨いています。
身体の健康管理についてはよく知っていますが、心の健康管理についてはどうでしょう?
全く知らないですね・・・
このような調子で話が始まります。
感情の衛生管理について、子供に何か教えているでしょうか?
歯のケアには時間をかけているのに、心のケアのためには時間をかけないのはどうしてでしょう。
私たちの心は身体よりも頻繁に傷ついているのに・・・・
例えば、失敗とか・・・拒絶とか・・・孤独などです。
そういった心の傷は無視すると悪化する場合があって、
身体に大きな影響を与えることがあるそうです。
身体の健康を重視して、心の健康に注意しない私たちに、目からうろこのお話です。
リオオリンピックが佳境に入っています。
結果を残した人、持っている力を発揮できなかった人、悲喜こもごもの世界ですね。
200メートル女子平泳ぎで金メダルを取り、私たちに大きな希望を与えてくれた金森選手。
彼女は前回のオリンピックは出場することもできなかったそうです。
失敗から見事に立ち上がり世界のトップに立った素晴らしい人!
このGuy Winchさんのお話にあるように、孤独は確かにつらいものですが、
孤独でなくては感じることのできないことはいろいろあります。
家族や優しさだけに囲まれていては、育めない何かがあると思うのです。
孤独から生じる底力のようなもの・・・
孤独や失敗や拒絶とは縁がないことを望みますが、
それでもそれらはたまにやって来て姿を現すので、
私たちは落ち込みながらも原点に戻り、地に足を着け踏ん張りますよね。
このGuy Winchさんのお話は楽しくて、彼の素敵な人柄は好感が持てましたが、
心理学とスピリチュアルの立場の微妙な違いも面白いと思いました。
どちらがいいというのではなくて・・・です。
TEDxは楽しい話題が多いですが、全部に日本語訳が付いているのではありません。
残念ですよね~
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キタテハです。

ポンポネッラ

人間にとってクーラーとの歴史は短いから・・・
2016年 08月 03日
毎年のことなのですが、年々とそれが厳しくなってくるように感じられます。
梅雨明けの今は、30度超えの日々が続いています。
母は無事に103歳の誕生日を迎えることが出来て、一安心です。
良かったです。
これといった持病もなくて、日々のんびりと明るく過ごしています。
が、連日のこの暑さですからね・・・・いつもの元気はありません・・・・
母の部屋の室温は25度を超えないように気を付けているので、
暑さ対策はこれで良し!などと考えていたのですが、
実際には、外気の気温や熱射を身体は感覚的にとらえているようです。
そして、クーラーは冷たい風を人工的に噴きだしています。
クーラーの効いた部屋に入った時には気持ちはよいですが、
しばらく経つと、不自然な冷え具合と冷たい風の流れに、身体は反応しますよね。
老健から来られるリハビリの先生は、施設の高齢者は夏は疲れた様子だと話されます。
クーラーで冷やす涼しさに身体が付いて行かず、身体が慣れず、
身体は無理して頑張って、体調を整えるので疲れてしまう・・・そうです・・・
今日はいつもの定期往診の日でした。
「暑さのせいでしょうか・・・母は元気がありません・・・声にも張りがなくて・・・
食事が完食なので心配はしていませんが、高齢者にとって夏は大変ですね・・・」
などと先生にお話しすると、
クーラーが私たちの生活に入り込んでからの歴史がまだ浅いので、
クーラーに対する私たちの身体の用意がまだできていない・・・
暑いからクーラーで部屋を冷やし身体を冷やしますが、
クーラーが一般的に普及し始めて高だか30年くらいですから、
まだ私たちの身体はクーラーで冷やすことに対してどのように反応してよいかわからないそうです。
それで、疲れを感じたり、だるさを感じたり、冷たい風で頭痛がしたり、喉を傷めたり・・・いろいろですね。
片や暖房は、歴史がありますよね~
多分、原始時代から火を焚いて暖を取ったことでしょう。
寒さから身を守るために、人間とストーブの付き合いは長いと思われます。
このような先生のお話を聞きながら、
なるほど・・・クーラーの効いた部屋にいて気怠くなるのは自然なこと・・・とくに高齢者は・・・
などと、納得です。
しかし、30度を超えるこの暑さのほうが、身体にとってはより過酷なので(高齢者は特に)
クーラーの効いた部屋で身体を休めることは身体にとっては大事なことです。
酷暑のこの時期、身体がだるさを感じるのは仕方がないことなのでしょう。
クーラーと上手に付き合っていきたいですね~
社会の急激な変化に付いていくのは大変ですよね。
暮らしが便利になるのは嬉しいけれど、便利には便利の隠れた短所があるのかもしれませんね・・・
ところで、私達の身体はクーラーに適応して進化するのでしょうか・・・
キタテハがブッドレアに・・・

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紫色の手
2016年 07月 22日
ご機嫌ですよ~
にこやかな表情でリハビリの先生と身体を動かしていました。
具合が悪い時も、どういうわけか母は機嫌が良かったので、
つい私も気楽に考えていたのです。
でも、薬を服用した後、尿の様子がいつもと違い、量も少ないですし、
身体はかなりの負担を感じていたようです。
昨日からいつもの状態に戻ってきました。
目に見えない細かい部分の回復はこれからでしょう。
今の身体の状態にあったスピードで、多分、超スローペースだと思いますが、
少しづつでも以前の身体に戻ってほしいと願っています。
水分補給は、起きているときには、1時間おきに80㏄位を摂っています。
食事もおやつも、何かしら水分補給できるようにしています。
この調子で様子を見ながら、酷暑の夏を乗り切りたいですね。
熱を出し具合が悪かったときの母の手は、紫色で血の気がなくて、
生きている人の手だとはとても思えないような様子でした。
母の手をさすってみましたが、まったく変化なしです・・・紫色のまま・・・
気持ちが悪いと感じるほどの黒ずんだ紫色で、
身体が澱んでいると手が教えているようでした。
顔の色艶はいつも通りでしたから、大丈夫と思ったのですけど、
紫色の母の手に気が付いて、身体の調子が本当に良くないのだと実感しました。
母の手は、シミも皺もあり骨太のゴツイ手ですが、
今日の母の手は、老いてはいても、生きている人の血が通った手であり、
温かみを感じさせていますよ。
そういえば、往診の時に女医さんの手を見て、
「先生の手は白くてきれいですね~ 私の手は、ホラ、こんな・・・ですよ」と
母は自分の手を出して眺めています。
「百年生きてきた手です。働いてきた手ですよ~」と先生はおっしゃいます。
母は笑顔で自分の手を見ています・・・
案外、満足しているのかも・・・・歴史を刻んだ手に・・・
子供たちは夏休みに入りました。
じきに梅雨が明けますね。
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母は暑さにやられたようです
2016年 07月 20日
熱中症対策には本当に気を付けなくてはいけないのですね。
水分補給は少しづつでもいいので、まめに水分を取ることが大切です。
先生からいろいろと教えて頂きましたから、
これからは母が熱中症で苦しむことがないようにします。
母の部屋の温度は25度を超えることがないので、
涼しい部屋にいる母は、熱中症とは無縁だと考えていました。
が、さに非ず、涼しい部屋にいても、外の暑さを身体はしっかりと感じているそうですよ。
梅雨が明けると本格的な暑さがやってきます。
涼しい部屋にいても、眩しいほどの力強い太陽の輝きが目から入ってきます。
外の暑さは伝わってきますね・・・
私たちの身体は、消化のために一日に6リットルの消化液を使っていて、
それは循環してまた使われるのですが、
水分の摂取が足らなくなると、その消化液を使うことが難しくなって来るそうです。
母が昼ごはんを吐き出したのも多分そのためだと思われます。
消化力が弱まり、食べられなくなるのです。
そういえば、暑いと食欲減退しますし・・・食べたくなくなりますね~
母は丈夫な性質だからと、今までは、のほほんと見ているだけでした。
でも、百歳を過ぎてからの一年一年は、重みがありますね。
昨年はこれでよかったから大丈夫ということは、通用しないのです。
一年一年がチャレンジです。
今回の嘔吐と発熱は、母にとって体力的な消耗が大きかったようで、
昨日もほとんど一日中寝ていました。
これからは、細かいことに気を付けなくてはならないですね。
知らない世界を探検するような感じでしょうか・・・
ゴールドバニー

モナリザの微笑みとレオナルドダビンチ、高いところで咲いています

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嘔吐と発熱
2016年 07月 19日
母はタオルケットに何か吐いていました。
お昼に食べたものを吐いたようです
母は神妙な顔をしていましたが、
母の体調が良くないなど微塵も疑わず、
「タオルケットが汚れてるから、新しいのと替えようね~」と言いながら片づけ、
水分補給にスイカを数切れ食べさせようと、小さいのを口に入れた途端、
胃に残っていたものを全部嘔吐しました・・・
2枚目のタオルケットも洗濯です・・・・
そこで母の様子がおかしいと初めて気が付き、おでこに触ると、熱があります。
測ると38.5度、そして母はガタガタ震えています。
両手両足が小刻みに震えていて止まりません。
熱がもっと上がりそうです。
寒いと言う母に肌掛けをかけ、それから先生に電話しました。
状況を説明した後、先生は「意識はどうですか?」と聞かれるので、
「いつも通りです。元気はないけれど、しっかりしています。」
意識がしっかりしていれば、それほど心配することはないと聞き、気持ちが楽になりました。
先生がいろいろと指示してくださいました。
まず、常備しているカロナールを2錠飲ませました。
母が口の中で錠剤をかみ砕き、スプーンで水を一匙一匙母の口に運び、
上手く薬を飲むことが出来ました。
母はぐったりした様子でしたが、話せばわかるのでやり易かったです。
それから、冷凍庫から小さい保冷剤を四つ出して、タオルハンカチでそれぞれを包み、
脇の下は腕に挟んだ格好で、そして脚の付け根にはずれないようにガムテープで押さえて、
両脇の下と両脚の付け根の4か所を冷やしました。
母は気持ちよさそうでした。
3時間で保冷剤を交換しました。
その時に、スプーンに2~3杯の水を飲ませ、水分補給です。
月曜日はヘルパーさんもリハビリもお休みにしていただき、
母の様子を見ながら、私がのんびりとケアしています。
有難いことに、母は大分回復してきました。
いつも元気な母ですから、
ついついその元気さに甘えてここまでやってきました。
でも、なにぶんにも高齢ですからね。
今月中に103歳になります。
有難いことです。
感謝ですね~
虫にも負けず咲いています。スーリールドゥモナリザ

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