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春日大社の朝拝に参加しました




思い立って、2泊3日で奈良へ行ってきました。

急に行きたくなったのですよ・・・まるで呼ばれてでもいるかのように・・・

そのうちの一日は、春日大社の朝拝に参加してきました。

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午前9時前に直会殿に集合すれば、朝拝に参加できるのです。

朝の神社は清々しくて参拝客が少なくて神社が持つ奥ゆかしさを十分に感じることができます。

宮司さんはじめ数人の神主さんたちが、毎日朝のお祭りをなさいますが、

一般の参拝者もそれに加わることができます。

朝拝はここで行われました。

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まず初めに宮司さんが、ある祝詞(短めの祝詞でした)を奏上され、

そのあとに、宮司さんと若い神主さん数人と、一般の参拝者(十数人くらい)皆で一緒に、

大祓祝詞を3回、奏上しました。

大祓祝詞は長いです・・・ゆっくり唱えると10分近く、早口で唱えても5分はかかります・・・

その大祓祝詞を3回奏上するのですから、

また、これだけの人数で声を合わせて3回奏上するのですから、

かなりパワフルな大祓祝詞の奏上でした。


宮司さんは慣れていらっしゃいますから、早口でスラスラと、

でも、音一つ一つをはっきりと区切って発音していて、

音霊や言霊を意識して唱えていらっしゃるように感じました。

このような感じでした。

タ・カ・マ・ガ・ハ・ラ・ニ・カ・ム・ヅ・マ・リ・マ・ス・・・・


私は大祓祝詞は大体覚えていて、いつもは、ゆっくりと10分近くかけて唱えていますから、

宮司さんが大祓祝詞を唱える速さとスタッカートのような区切る発声に

初めのうちはなかなかついていくことができなかったのですが、

3回も奏上しますからね・・・そのうちに慣れました。

精一杯奏上してきました。

神聖な気持ちになり、厳かな気持ちにもなり、

神社が持つ独特の空気がとても気持ちが良かったです。


そのあとで、東北大震災や熊本の地震など日本国土の安全についての祈りのお言葉などもあり、

それらを忘れかけている私は、身が引き締まる思いをしました。

「神様、日本をお守りください」

心からそのようにお祈りしました。


朝拝の後、数人の若い神主さんたちに春日大社の境内を案内していただき、

いろいろな説明をしていただきました。

神主さんからお話ししていただくと、

知っていたことであっても、なるほどと合点がいくことばかりで、

これからは気持ちを新たにして、神社とのつながりを新しい目で見ていくことができます。


神社が持つ神秘性に惹かれています・・・

日々、スピリチュアルな暮らしの中で・・・



春日大社のホームページより

春日大社では毎日欠かさず、朝のお参りを行なっています。
これを朝拝(ちょうはい)と呼び、御本社で「大祓詞」という祝詞を唱え、
お参りののち、若宮神社を始めとする各神社を順次お参りしています。
この朝拝は、今まで神職はじめ神社職員のみで行なっていましたが、
遷都千三百年を記念して、一般参拝者にもご参加いただけるようになりました。
神職の指導もありどなたでも安心してご参加いただけます。
より良く生きていくきっかけやヒントをつかむ機会にして頂けたらと思います。




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みなさま、素敵な一日をお過ごしくださいね!





by gutsuri | 2017-10-20 08:00 | 神社

介護の極意は喜ばせること。2013年7月に満百歳になった母と共に花や音楽から元気をもらっています。無農薬、無肥料でバラを育てています。母は2016年11月に103歳4カ月で旅立ちました。。


by gutsuri