自然観察はマインドフルネス(自由部門)
2017年 01月 27日
この地に住み始めてから夕日を見ています。
秋冬限定の夕日観賞ですが、
赤みを帯びた優しい光に包まれると、
心が芯から温かくなってきて、
太陽が沈みかけてから沈むまでの数分間は、
太陽の美しい輝きに、心身ともに満たされるような気がして、
ああ、これがマインドフルネスという状態なのかしら・・・
最近、このように思うようになりました~
ときどき海を見に行きますが、
砂浜に腰を下ろして、打ち寄せる波を見ているときにも、
海の澄み切ったきれいな青色に、吸い込まれるような感覚を覚えて、
目に入るものは、青い空と青い海の青一色の世界であり、
私まで青色に染まってしまうのではないかと思いながらも、
そのブルーの色だけを意識している自分に気が付きます。
このような時には、今晩のおかずは何にしようかしら・・・などという思いは浮かばないですね・・・
これも一種のマインドフルネスかもしれません。
昨日も、梅の花にたくさんのメジロが飛び交っていて、
凛としたたたずまいの梅の老木と元気に飛び交うメジロたち、
白い梅の花と鶯色のメジロ、こげ茶色の老木の幹、
色の対比もきれいでしたが、私にとってはまったくの非日常の世界、
和歌の世界を彷彿とさせる趣のある世界に足を踏み入れた感じがして、
何とも穏やかな気持ちで梅の花とメジロを眺めていました。
これもマインドフルネスかもしれませんね。
3月になれば、ハチやアブ、小さなクモがこの小さな庭に姿を見せます。
そのうちにバラの蕾が膨らんで来れば、
草食昆虫や肉食昆虫が出てきて、食べたり食べられたりの世界が見られるのです。
きれいなバラの開花は、虫たち生き物の食物連鎖と共にあります。
虫たちなどの生き物は、「今ここ」を生きていて、
虫たちは過去のことや未来の心配などをしていません。
虫はマインドフルネスで生きていますね。
その虫たちを観察している私は、
虫たちが「今ここ」に生きていることに気が付いて、
また、私の胸深くにある普段気が付かないことが湧き上がって来るのにも気が付き、
虫を観察しながら、マインドフルネスの状態になるのですよ~
「今ここ」に意識を向けることをマインドフルネスと言いますが、
私たちは知らないうちにマインドフルネスになっているのですね~
自然を観察していると、
観ている自然だけに意識を集中していて、
マインドフルネスの状態になっています。
そして、地面のアリンコから空を流れる雲までが、繋がっているような気がしてきて・・・
もちろん、私たちもです・・・繋がっているように思うのです・・・
心の底から湧きあがってくる情熱のようなものが感じられたりします~
自然観察はマインドフルネス・・・ですよね・・・
今日の夕日
みなさまに良いことがありますように!
by gutsuri
| 2017-01-27 20:36
| 自然とのつながり