変える・・・変わる・・・
2015年 10月 01日
今年も残すところ・・・などと言う会話も出てきますね。
今日は午後から雨がしとしとと降っています。
空気ががらりと変わったような気がします。
秋本番ですね。
すこし介護を変えて見ました。
扶美さんが99歳の12月に転んで歩けなくなり、
そこから我が家の介護の日々が始まりました。
102歳の誕生日を迎えたときには、2年8か月の介護生活が経っていました。
3人の若いヘルパーさんが、交代で朝と夕方、来て下さり、
扶美さんもそれを楽しみにしていました。
たまには不機嫌な日もありましたが、それもまた自然なことと受け取れる範囲で、
特別困ったことがあったということではなくて、
だからこそ、変える事を決断するのに勇気が要りましたね~
前は、ヘルパーさんと訪問入浴の業者が同じだったので、
ヘルパーさんの業者を変えることで訪問入浴の業者も変えました。
9月から、新しくヘルパーさんをお願いした業者は、
ヘルパーさんの登録者をたくさん(100人くらい)抱えているところだったので、
ヘルパーさんには、年配者を希望しました。
以前と同じように、毎日、朝と夕方、4~5人の方が交代で来てくださいます。
元気が良くて溌剌としていらっしゃる方、
百歳のお母様がいらっしゃる方、
丁寧な言葉を滑らかに話す方、
いぶし銀のような渋みを持っている方など、
それぞれが個性をお持ちで、さすがだなと思います。
皆さんが扶美さんのことを、自分の母親のように扱ってくださることが伝わって来て、
本当に嬉しいのです。
思い切ってよかった・・・としみじみと感じています。
9月の中旬に私が出かけることが重なり、
その時に、母が不機嫌だったことで、少しトラブルがありましたが、
それもその時だけのこと・・・
それ以後は、扶美さんは御機嫌で、皆さんとそれなりにコミュニケーションを取っています。
訪問入浴は、月曜日から水曜日に変わりました。
お兄さんが、「私はキムタクです」と扶美さんに自己紹介すると、
看護師さんが「あら!お兄さんがキムタクなら、私は吉永小百合よ」
ヘルパーさんは「じゃあ、私は美空ひばりです」
などと、自己紹介。
豪華版??の訪問入浴でした~
笑顔の絶えないお風呂時間だったようです。
何かを変えることはちょっと面倒で、あまり深く考えると、変えることに迷いが出てきます。
私は何をしたいのかしら・・・・
これから先の扶美さんの介護を思い浮かべて、
9月からの介護を変えることにしたのです。
歩けないけれど・・・
本を読んだり、雑誌をめくったり、広告をみて食べたいものを探したりと、
明るく日々を過ごしています。
扶美さんの物差しで測ると、幸せのように見えますね・・・
他の人から見ると、どうかわかりませんけど、
こればかりは、人と比べるものではありませんからね。
扶美さんが楽しければ、まあ、それでいいのでしょう・・・
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心と身体


家族ってその親しさゆえに面倒なこともありますよね。
気を遣わなくて済む間柄。母と娘という間柄。
特に、歳をとると自分のことだけしか頭になくて、人のことは考えられないので、つい、自分のことばかりを話してしまいます。
そして、本当に、私たちが想像もできないほど大変な時期を過ごしてこられたのですよね。
辛いことを正直に辛かったということが出来て、そして旅立たれたのですから、ハリーさんは、親孝行をしたのではないですか・・・
受け止めて上げることが出来た・・・
ハリーさんの器の大きさがわかっていたのかも・・・
いろいろですね。
私も試行錯誤の日々です。
扶美さんは健康体なので、お薬の服用はなしです。
身体の調子は申し分ないのですが、ときに、記憶の方が狂っていたり・・
多次元に飛んで行っているとあきらめています・・・
彼岸花と曼珠沙華は同じ花です。
曼珠沙華ってサンスクリット語で天界に咲く花という意味だそうです。
お彼岸は、あの世とこの世が通じやすくなっている時期。
リコリスとも呼ばれていて、白や黄色もあって、おしゃれですよね。