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無農薬でバラ育て

無農薬でバラを育てて3年目に入ります。

消毒は全くしていません。

手のかからないバラ育てを目指しているのです・・

虫はたくさんいますよ~

害虫である草食昆虫も、益虫である肉食昆虫も、ともにたくさん棲んでいます。

虫に助けてもらっているので、無農薬栽培が出来ていると言えます。

そして、肥料を与えていないこと。

バラの数が限られていること。

庭が小さいこと。

この三つのことも、無農薬でバラ育てが出来る要素かもしれません。

また、発酵とぎ汁乳酸菌液も大きな助けになっています。


でも、無農薬でバラ栽培は厳しい面もあるのです。

バラの花は虫に好かれますからね。

オーガニックローズガーデンは、「虫とどう付き合うか」なのです。

この春のマリアカラスの一番花は一輪だけです。

その一輪の蕾もアリに食われて、欠けていたのです。
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蕾がこれですから、咲いた花は芸術的でしたよ。
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マリアカラスは虫や病気に強いバラですから、あまり気にかけなくて済みます。

だから安心していました。

春先のマリアカラスの幾つかの蕾は、ほんの小さなときに萎れてしまい

大きく育ったのは一つだけです。

いつもは数輪咲かせて、庭の中央を華やかに彩ってくれますから

この春の庭は少し地味な感じがします。

でも、一番花が不完全燃焼の時には、二番花がしっかりと咲きます。

今まではそうでしたから、今回もきっとそうなのだろうと期待しています。

春先の消毒をしないので、虫にやられて、萎れる蕾は多いです。

そして、そこからまた新しく蕾を出してスタートするのですから

開花が遅れるバラもあるのですよ。


大きな黒アリの行列がマリアカラスの蕾に達して

花びらを食べているのに気が付いた時は、途方にくれました。

アリの行列と闘っても勝ち目はないですからね。

エチルアルコールを10倍に薄めたものを花首にスプレーしました。

アリの行列はなくなっていましたよ。


それでも、虫と一緒のこの庭は、私はなかなか気に入っています。

思い通りにいかないことがたくさんあって、

虫たちのご機嫌伺いをすることもあります。

ハチがブ~ンと飛んできたり、小さなクモが花にいたり、

テントウムシが隠れていたり、蝶々が舞っていたり、

カマキリやキリギリスがバラの枝を住処にしていたり、

ジョロウグモが大きな巣を張っていたり、

そして、それを仲間として、バラがきれいに咲いてくれる。

ここにいると不思議と落ち着いて、心底リラックスできるのです。

オーガニックローズガーデンは、楽しみや喜びが多い庭です。

お仲間の虫が顔を出してくれますからね・・・

でも、虫たちは2歳児と同じ、自分のことしか考えません。

たくさんの2歳児と一緒にバラ育てをするのは・・・大変ですが

楽しくって笑ってしまうことも度々です~

私はお気楽にやっています・・・

フェリシテパルマンティエ
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アルバセミプレナ
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ようやくボチボチと・・
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亀の甲テントウムシかと思ったら、ナガメでした。害虫です。
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ルッコラのアブラムシを食べていると思ったら、ルッコラを食べていました。


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by gutsuri | 2014-05-16 19:50 | ナチュラルガーデン

介護の極意は喜ばせること。2013年7月に満百歳になった母と共に花や音楽から元気をもらっています。無農薬、無肥料でバラを育てています。母は2016年11月に103歳4カ月で旅立ちました。。


by gutsuri