2016年 12月 10日 ( 1 )

介護とかけて山登りととく その心は・・・

扶美さんがいるときには、何かしらブログネタを提供してくれましたから

ブログを書くときに、それほど困ったことはありませんでした。

今は時々、以前のブログを読むことがあり、

99歳や100歳の時の母の元気さに驚いたり、

そういえば、こんなこともあったなあ~と、懐かしく思い出しています。


山を登っているときには、登ることに懸命で、

周囲の景色や見晴らしに、それほど注意を向けることはありません。

木漏れ日にちょっと足を止めたり、

吹き抜ける風が汗ばんだ顔に気持ち良かったり、

すれちがう人に会釈したり、

歩みを止めて一休みしたりしますが、

頂上まで登ることに意識は向かっていますから、

どうしても前に進むことに集中してしまいます。

頂上についてようやく、見晴らしを楽しみます。

遠くに見える山並み、重なり合う山々、流れ行く雲、青い空と太陽、

そして、自分が登ってきた道を振り返ってみると、

どこをどう辿って登ってきたのか、その道が見えるのです。

その山に、どのように上ってきたのか、

山のふもとから頂上まで細い線が見え隠れしながら繋がっている・・・

山の全体像と登ってきた細い道・・・

そして、周囲の山々とその山と・・・そして登ってきた道と・・・

全てのことがはっきりと見えてきます。


母が旅立ち、介護が終わった今、4年間の介護を振り返ってみると、

まだぼんやりですが、ようやく介護の全体像が見えてくるような気がするのです。

母の介護をしている最中には、付け焼刃的対応の介護でした・・・私の場合ですが・・・

やっつけ仕事的な対応を母にしていたことが今になってわかるのです。

私は健康オタクな方で、私なりのやり方で健康について気を付けていましたが、

それはあくまで「健康について」であって、

百歳を超えた高齢者の介護というものは、「健康について」の範疇を超えていますよね・・・・


山の頂上で登ってきた道の全貌が見えてくるように、

介護が終わり、そしてようやく私の介護の全貌が見えてくるような気がしています。

自分の介護を振り返ると、次のような気持ちがふと頭をもたげるのです。

もしもう一度、99歳の扶美さんの介護をするならば、

もっと広い視野を持って臨むことができるかもしれない・・・・

そして、もう一方で、

介護とはこういうもの・・・これでいい・・・

私の介護の不足分は扶美さんが自分で補っていた・・・


このブログについてですが、

これからは、私のやっつけ仕事のようだった今までの介護の様子など介護一般について、

そして、バラの花や夕日やスピリチュアルについて、

また、生き物や自然とのつながりについて、

いろいろ織り交ぜながら書いて行こうと思います。

「百寿者と一緒の暮らし」の主人公はいなくなりましたが、

今後ともこのブログをよろしくお願いいたします。


12月7日のソニアリキエル
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by gutsuri | 2016-12-10 07:00 | 介護 | Trackback | Comments(2)

介護の極意は喜ばせること。2013年7月に満百歳になった母と共に花や音楽から元気をもらっています。無農薬、無肥料でバラを育てています。母は2016年11月に103歳4カ月で旅立ちました。。


by gutsuri