百寿者と一緒の暮らし gutsuri.exblog.jp

介護の極意は喜ばせること。2013年7月に満百歳になった母と共に花や音楽から元気をもらっています。無農薬、無肥料でバラを育てています。母は2016年11月に103歳4カ月で旅立ちました。。


by gutsuri
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2016年 11月 25日 ( 1 )

母は旅立ちました

11月23日のお昼頃、母は旅立ちました。

お箏のCD と私の歌の中で、扶美さんは息を引き取りました。


お箏のCDをかけ、それに合わせて私が歌い始めると、

母の目から涙が一筋流れました。

扶美さん、周囲のことはわかっていたようです。

最期まで周囲のことが感じ取れていました。

母の手を握り、胸をさすったり、肩をたたいたり、頬を撫でたりしながら、

母の呼吸を注意深く観察して、

母は音楽を聴きながら、私の声を聴きながら、一生懸命に呼吸していました。

初めは大きく胸を上下させて荒い息をしていました。


息を引き取るときの苦しさは全くなく、

自然に呼吸をしなくなった・・・のです。

私は手を握ったり肩をさすったり、扶美さんの呼吸に注意しながら歌っていましたが、

目はいつも扶美さんの顔を見ていました。

荒かった呼吸がだんだんと静かになっていき、

静かな呼吸が続いていました。

静かな呼吸なので、時々鼻に手をやって息をしているかどうか確かめていました。

温かい息が出ていたら安心してまた歌いました。

首に手を当てて脈を見たり・・・しましたよ。

扶美さんが周囲のことがわかっているのを知っていましたから・・・


扶美さんの息が静かになっているのがわかったので、

手を当てても息をしていないようだったので、

大きな声で話しかけました。

「扶美さん、起きて頂戴~」みたいな感じで話すと

呼吸をし始めたので「な~んだ、良かった~」と思ったら、

何回か息をして、そして、息を吸って・・はっきりと吸って…それで終わりでした。


息を引き取るというのは、ここからきていると聞いていたけれど、

本当に息を引いて終わりでした・・・はっきりと引きましたよ・・・

ということで、苦しさは全くありません。

眠るように逝ってしまいました・・・


余りにあっけないお別れだったので、しばらくそれが信じられませんでした。

悲しいですが、それと同時に満足感もあります。

人の生命って何とはかないものなの・・・・という思いが湧き上がりますが、

それでいいのだという思いもあります。


母に感謝の気持ちでいっぱいです。

103歳まで生きてくれてありがとう!

いろいろなことに気付かせてくれてありがとう!

視界のヴェールが少し剥がれ落ちた気がします。

本当に、本当に、ありがとう!



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by gutsuri | 2016-11-25 07:00 | 百寿者 | Comments(8)