2016年 09月 10日 ( 1 )

「ありがとう」と言えるボケ

昨日の朝、母は着替えを済ませた後、また、ボタンをはずし始めました。

ヘルパーさんが言われる通り、全部のボタンをはずしてしまいましたよ。

私が着替えをさせているときにも、そのようなことがありました。

母は自分で着替えようとという意志がまだあるので、

ボタンをはずしたり、ボタンをかけたり、

手を袖から引き抜いたり、袖に手を入れたり、

でも、たまに間違ったところに入れ、再び入れなおしたりと、

自分で出来るところは自分でしています。

が、時々着替えを終えたことを忘れて、また着替えようとしているのです。


夜寝る前には、入れ歯をはずしてポリデントの液に浸しておきます。

ポリデントの液を目の前におけば、母は自分から入れ歯をはずして液に浸していました。

が、最近は、ポリデントの液を目の前に置いただけでは、

それが何のことか母はわからないのです。

そこで私が説明をします。

「明日の朝起きたときに、きれいな入れ歯を口に入れられるように、

夜は入れ歯をはずして、ポリデントの液に浸しておくのよ。」

そのように説明すると、母は入れ歯に気が付き、自分で口から出します。

説明が必要になりました。


食事は自分でお箸で食べることが出来ています。

見ているとご飯茶碗が重そうに見えます。

ごはん茶碗を左手で支えていますが、それが重くて苦労しているように見えるのです。

軽いごはん茶碗が必要ですね。

そして、こぼす量も増えました。

エプロンにおかずがあちらこちらについています。

いつもではありませんけどね。

勿論、ほとんどこぼさない日もありますよ・・・・

母はどうもこぼしたことに気が付いていないようです。

こぼしたことがわかっていないって、高齢者ではあることなのですね。


最近、いろいろなことが目に付き、母の衰えが気になってきました。

でも、まだ母は元気に毎日を過ごしています。

そして、ことあるごとに私に「ありがとうございます」とお礼を言うのです。

毎日何度も母から「ありがとう」と言われています。

間違ってボタンをはずしても・・・

入れ歯を外すのがわからなくても・・・

おかずをエプロンにこぼしても・・・

それでも、「ありがとう」と言えるボケは、素晴らしいと思うのです。

ボケていても「ありがとう」というのは忘れないのですから・・・



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レオナルドダビンチは暑さに強く虫にも強いです。
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by gutsuri | 2016-09-10 07:00 | 長寿 | Trackback | Comments(0)

介護の極意は喜ばせること。2013年7月に満百歳になった母と共に花や音楽から元気をもらっています。無農薬、無肥料でバラを育てています。母は2016年11月に103歳4カ月で旅立ちました。。


by gutsuri