「不食」の人 信じる力
2017年 12月 27日
12月に入って、気が付けばもう今日は27日。
お正月はすぐそこですね~
驚いてしまいます。
今年は何回か講演会に行きました。
その一つ、矢作直樹さんの講演会に行った時のことです。
「人は死なない」の著者であり、天皇陛下の主治医として知られていた矢作直樹さんです。
お話はとても面白くて、時間はすぐにたってしまいましたが、
そのお話の中で、タレントであり弁護士でもある「不食の人」秋山佳胤さんのことを知りました。
「不食」とは、食べないで生きている人のことです。
「不食」とは、食べ物の栄養は人間が生きていくために必要ではないと考え、
食べないでも生きていけるという考えに基づいて行われるもの。
「不食」は食べたいと思う欲求がないそうです。
「断食」は期間限定ですが、「不食」は食べない生き方を選択しているのです。
何年か前に、食べないで生きているインド系アメリカ人のことを
「Eat the Sun」という動画で知り、
また、ヨーロッパには、食べないで暮らしている人たちのグループがあると聞ていましたから、
「不食」についてまったく知らなかったということではないのですが、
そして、次の講演会に行ったときに、秋山佳胤さんが来ていて、実際に彼を見て、
まあ、痩せてはいましたが、
目は輝き元気いっぱいで、溌溂として颯爽としてエネルギーに溢れている彼を見て、
驚きました。
身体の中で何かのスイッチが入ると、身体は食べることを欲求しなくなるのでしょう。
「仙人は霞を食べて生きている」という昔からの言葉が日本にはありますし、
修業を積めば、われわれ普通の人も「不食」に近づけるのかもしれませんね。
夫の身内が入院しているので、先日、お見舞いに行きました。
完治は難しいので、持病と仲良く折り合いをつけている彼は、
「ほどほどの栄養を付けて、適当にの身体を動かして、気持ちに張りを持つようにしています」
そして、「身体にはやはり栄養が必要ですから、頑張って食べていますよ~」
こう笑顔で語っていました。
そうですね。
栄養が必要だと考えている人には、栄養が必要なのです。
身体は栄養を欲しているのです。
でも、食べ物の栄養は生きていく上で必要ないと考えている人は、
食べなくても生きていけるのでしょう。
何を考え、何を信じているかで、決まるのでしょうね。
それくらい、考えることや信じることはパワーがあるということです。
母を介護しているときに感じたこと。
私は生きる! まだ死なない!
こう思っている間は、死ぬことはない。
だから、楽しい介護を心がけていました。
母はそれに乗ってくれました~
感謝しています。
2017年は暮れていきます。
今年出会ったことは、本当に目新しいことばかりでした。
知らないことが多くて戸惑うこともありましたけど、新鮮でしたね。
新しいことに出会うということは、本当に素晴らしい。
2018年はもっともっと教えてくれそう~
そんな予感がします。
期待に胸が膨らみます。
今年もたくさんの方にこのブログ来ていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
みなさま、どうぞ素晴らしい新年をお迎えくださいね!
自由部門に応募します
by gutsuri
| 2017-12-27 22:38
| 健康