百寿者と一緒の暮らし gutsuri.exblog.jp

介護の極意は喜ばせること。2013年7月に満百歳になった母と共に花や音楽から元気をもらっています。無農薬、無肥料でバラを育てています。母は2016年11月に103歳4カ月で旅立ちました。。


by gutsuri
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

介護をして初めて分かったこと

母が99歳で転倒して歩けなくなってから私の介護が始まりました。

それまでは、歩ける間は、母は自分のことは曲がりなりにも大体自分で出来ていたので、

自分でできる間は自分でする方が母のためにもなると思い、

私が代わりにした方が時間がかからないし、手っ取り早い場合も多々ありましたが、

それでも自分で出来ることは母に自分でやってもらっていました。

私の介護が始まったのは、母が99歳で歩けなくなってからで、

母は103歳で亡くなりましたから、私の介護生活は丁度4年間なのです。


母のベッド生活が始まったときには、私は介護のことなど何も知りませんでした。

老いのことも、介護保険のことも、ベッド生活のことも、医療のことも・・・

本当に何も知らなかったのです。

高齢者と一緒に住んでいたにもかかわらず、

介護については考えたこともありませんでした~

母はしばらくは元気でいてくれて、いずれは死んでしまうのだろうな・・・

このように考えても、この過程がどのような状況に発展していくのかなど、

想像だに出来なかったのです。

母は健康で薬を何も飲まず、外の空気が好きで、外出を楽しみにしていました。

でも膝を痛めていたので、月一で病院に行き、塗り薬を頂戴していました。

これだけでした。


母が99歳、ベッドが母の全世界になってから、私の介護生活が始まりました。

初めに私が思いついたことは、おむつかぶれには気を付けなくてはいけない・・・でした。

ポータブルトイレをできるだけ利用しようと思い、母と二人で頑張りましたよ。

この時母は体重が60キロ以上あり、

私は以前は自分では腕に覚えありの類だと思いますが(ジム通いしていました)

母をポータブルトイレに座らせることは難しくて(母を持ち上げることが難しく)

天井にレールを走らせることはできるの?

扶美さんを吊り上げたいのだけれど・・・

などと、家族に相談したことを覚えています。

掛け声をかけて母と一緒に、セーノーと大きな声を出して頑張っていて、

ついに私はぎっくり腰になり、

2週間後のお正月は、寝正月でした・・・


身体が不自由になるとはどういうことなのか・・・

ようやくわかってきたのです。


身近にいる人が歩けなくなり、

トイレに行けなくなり、

ポータブルトイレも使えなくなり、

紙おむつ使用になりました。


みんな、歳を取ると、病気になったり、身体が不自由になったり、

今まで当たり前だと思っていたことが出来なくなってしまいます。

このようなことは、一般論として、私はわかっていましたし、

一般論として社会に幅広く知られていることですが、

それってどういうことなのか・・・

身体が不自由になるってどういうことなのか・・・

母が歩けなくなって初めて実感できました。

もし、私が母の介護をしなければ、わからなかったことです。

自分の身が老いて、自分の身体が不自由になるまで、わからなかったことなのです。

みんな、いつかは、身体が不自由になるのですよね。

介護をして初めて分かることがある。

本当に、介護はたくさんのことを教えてくれました。


e0288951_21345899.jpg


バフビューティーが咲いています
e0288951_2136133.jpg



蝶々にクリックをお願いします


バラの花にクリックをお願いします
にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへ



Commented by もも at 2016-12-05 21:54 x
はじめまして、ももだよりというブログをもってるももです。
私も2年前乳がん右全摘したり父の遺伝で糖尿になったり
こころの病気や他にいろいろ病気があるのに96歳の母の祖母の世話や介護をしています。この頃波があるみたいでボケがひどくなりました。母は特養へ入れたいようですが、ずっと私と一緒にいた祖母なのでさびしくてまってもらっています。
お母様103歳まで生きたのですね。寝たきりで大変でしたでしょうね。祖母も寝たきりになったら施設にはいろうかなと言っています。家の中は杖ついて歩けてるので
100歳までは長生きしてほしいです。
Commented by gutsuri at 2016-12-06 10:01
ももさん、おはようございます。

母は歩けませんでしたが、ベッドの中で自分で考えて過ごすことが出来ました。新聞を読んだり、本や雑誌を見たりして、母なりに工夫して過ごしていましたから、介護と言っても、食事や洗濯くらいです・・・私がしたのは・・・

ヘルパーさんやリハビリの先生など来て下さる方との交流を母は楽しんでいましたから、私は助かりました。訪問リハビリはとても良いと思います。身体を動かすと気持ちが明るくなるようでした。先生方とのお話にもリフレッシュされていましたよ。

103歳の長寿は、母が成しえたものです。ボケは少しあったものの、いざというときには、結局、私は母を頼っていましたから・・・

介護は大変なこともありますが、発見も多々ありました。大変なこともあるでしょうが、明るく向き合っていくと変化があるかもしれませんね。

コメントありがとうございました。
by gutsuri | 2016-12-02 07:00 | 介護 | Comments(2)