体育館への避難

新聞やテレビで、体育館に避難していらっしゃる熊本の地震被害の方々を見て、

私も小学校の体育館で一夜を明かしたことを思い出します。

5年前の3月11日、地震が起きた時刻には南房総の温泉に入っていました。

私は地震の揺れに全く気が付きませんでした。

従業員の方が、「大変なことが起きました。凄い地震があったのです。わかりませんでしたか?」と

呼びに来られるまで、何も知らず、のんびりとサウナにいたのですよ。

半ばあきれ顔でしたよ・・・その方は・・・

フェリーは不通で、海ほたるも不通、

いろいろと情報をたどり、フェリー近くの小学校の体育館が開放されていると知り、

そこに向かいました。

暗くなりかけていました。

運動場にはたくさんの車が並んでいて

体育館には、観光やゴルフで南房総に来られた方など、100名くらいの人がいました。

大きなダルマストーブを囲んでいるグループが、幾つかあったので、

私もその円陣に加えていただきました。

とにかく寒かったですからね。

ストーブの周囲は女性が多かったです。

飲み水のペットボトルはたくさん用意されていました。

クラッカーもそばに置いてありました。

空腹でしたが食欲はありません。

温かい飲み物が欲しかったですね。

することがないので横になって休みましたが、

一枚の毛布を床に敷き、掛ける毛布が一枚だとストーブのそばでも寒いのです。

一枚の毛布を半分に畳んで厚くして、その上に横になりましたが、

それでも身体の節々が痛いのですよ。

ストーブから離れたところにいた夫は、車のトランクの敷物も掛けていました・・・

トイレ使用の注意がありました。

「使用した後のトイレットペーパーは流さないでください。そばの段ボール箱に入れて下さい。」

寒さと節々の痛さで何度も目が覚め、寝た気がしません。

次の日の朝は、温かいスープとおにぎりが出ましたよ。

お湯で溶かしただけのスープ、ちょっと糊のような感じ、

インスタントラーメンのスープに似たお味でしたが、

それでもすごく美味しく感じました。

温かいと言うだけで、それだけでご馳走です~

おにぎりは、備蓄用の乾燥米のおにぎりをお湯でふやかしものですが、美味しく頂きました。

このスープとおにぎり、本当に嬉しかったですね~


体育館に避難している人みんなに、毎回温かい食事を提供することは難しいです。

でも、冷めた食事では、身体も心も温まりません。

床に休むにしても、一人2枚の毛布では、

風邪を引いたり、持病が悪化することもあるでしょう。

限られた時間であれば、不便で不自由な暮らしでも身体は持ちこたえられますが、

長期になると、そのダメージは計り知れません。


東日本大震災から5年経ちました。

忘れかけたころに今度のこの地震です。

テレビや新聞で被害を知る度に、地震の恐ろしさが伝わってきます。

地震で被害を受けた方がたには、心からのお見舞いを申し上げます。


コデマリが満開です
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by gutsuri | 2016-04-19 07:00 | その他 | Trackback | Comments(0)

介護の極意は喜ばせること。2013年7月に満百歳になった母と共に花や音楽から元気をもらっています。無農薬、無肥料でバラを育てています。母は2016年11月に103歳4カ月で旅立ちました。。


by gutsuri