102歳の現実
2016年 03月 30日
現在102歳の母は、99歳のときに転んで歩けなくなり、
それ以後はベッドの中での生活です。
ベッドが全世界、この生活になって3年が経ちました。
有難いことに、母は健康面ではどこも悪いところはなく、お薬は何も飲んでいません。
ただ、心臓だけは幾分疲れ気味のようではありますが、
それも「まあ、百歳の心臓というのはこのようなものでしょう」
往診の先生はこのようにおっしゃいます。
母はベッドの中で元気いっぱいに過ごしてきました。
毎日、朝と夕方にヘルパーさんが来て、着替えとおむつ替えをして下さいます。
毎日、朝と夕方、顔を見せてくださるヘルパーさんを、母は心待ちにしていました。
外出できない代わりに、ヘルパーさんから、外の風を感じていたのかもしれません。
楽しそうなおしゃべりが聞こえていました。
また、一日に2回の着替えは(来ているものは全て着替えます)
良い運動になると思いました。
腕を伸ばしたり縮めたり、腰を浮かせたり、脚を曲げたり伸ばしたり・・・
そして、右を向いたり、左を向いたりして身体を動かことが、
ベッドの中で過ごす母にとって、良い刺激になると考えたのです。
それを楽しむ余裕が母にありました。
昨年の秋から、ヘルパーさんに対する拒否が、度々見られるようになり、
冬になると、ヘルパーさんを笑顔で迎える日の方が少ないくらいになりました。
ヘルパーさんだけではなくて、リハビリや訪問入浴に対しても、拒否がありました。
そして12月クリスマスの頃、39度の熱を出したのです。
先生がすぐに往診に来て点滴をして下さったおかげで、母はすぐに回復しました。
尿路感染でした。
そのこともあっていろいろと思いを巡らせ、
「母が嫌がっていることは、基本的にやめるようにしよう」
こう決断しました。
それから一週間は、ヘルパーさんをお休みにして、私がやりました。
入浴は長いお休みにして、週に一度のリハビリだけは続けました。
3年ベッドの生活ですから、いろいろな心配がありますのでね。
毎日朝9時と夕方4時半、ヘルパーさんが来られる時間なのですが、
この時間に母を起こしておくのが大変だったのですよ。
朝は時によっては、9時を過ぎても眠い日があったり・・・
夜、いつもの時間に眠っても、夜中に何かの折に目を覚まし、
夜中に独り言を言ったり、歌を歌ったりして、活動していることがあるのです。
昼食の後、母は昼寝をするのですが、
すぐに寝ないで雑誌をパラパラとめくっていて、寝る時間が遅くなったりすると、
4時半に起きるのが難しい時もあります・・・
私としては、母に好きなように過ごしてほしいという気持ちもあり、
一方、スケジュールがあるので、それに沿って行動してほしいという気持ちもあり、
両方を調整しながらやってきたのですけどね・・・
そして、母もそれに従って過ごすことが出来ていたのですけどね・・・
こちらのスケジュール通りにはいかないことが多くなりました。
何時に起きて、食事をして、それからこうしてああして、
次にはこの予定があるので、この時間には、起きていてね。
102歳にはこれが難しいのです。
年が明けてからは、週に3回、朝だけヘルパーさんに来ていただいています。
あとは私がしています。
着替えは一日1回だけ・・・これでも母は大変そうです。
今までよくまあ・・・一日に2回も服を着替えていたものだわ・・・運動とはいえ・・・
今になって気が付きます・・・・
この生活になって、母は毎日笑顔です。
ご機嫌です。
だからというわけではありませんが、
4月からは、リハビリを週に3回に増やそうかなと思案中です・・・
早咲きのクレマチス、アップルアーマンディーがほころび始めました。
ホワイトセージの葉の上で、ハナグモが何かを捕まえていました
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それ以後はベッドの中での生活です。
ベッドが全世界、この生活になって3年が経ちました。
有難いことに、母は健康面ではどこも悪いところはなく、お薬は何も飲んでいません。
ただ、心臓だけは幾分疲れ気味のようではありますが、
それも「まあ、百歳の心臓というのはこのようなものでしょう」
往診の先生はこのようにおっしゃいます。
母はベッドの中で元気いっぱいに過ごしてきました。
毎日、朝と夕方にヘルパーさんが来て、着替えとおむつ替えをして下さいます。
毎日、朝と夕方、顔を見せてくださるヘルパーさんを、母は心待ちにしていました。
外出できない代わりに、ヘルパーさんから、外の風を感じていたのかもしれません。
楽しそうなおしゃべりが聞こえていました。
また、一日に2回の着替えは(来ているものは全て着替えます)
良い運動になると思いました。
腕を伸ばしたり縮めたり、腰を浮かせたり、脚を曲げたり伸ばしたり・・・
そして、右を向いたり、左を向いたりして身体を動かことが、
ベッドの中で過ごす母にとって、良い刺激になると考えたのです。
それを楽しむ余裕が母にありました。
昨年の秋から、ヘルパーさんに対する拒否が、度々見られるようになり、
冬になると、ヘルパーさんを笑顔で迎える日の方が少ないくらいになりました。
ヘルパーさんだけではなくて、リハビリや訪問入浴に対しても、拒否がありました。
そして12月クリスマスの頃、39度の熱を出したのです。
先生がすぐに往診に来て点滴をして下さったおかげで、母はすぐに回復しました。
尿路感染でした。
そのこともあっていろいろと思いを巡らせ、
「母が嫌がっていることは、基本的にやめるようにしよう」
こう決断しました。
それから一週間は、ヘルパーさんをお休みにして、私がやりました。
入浴は長いお休みにして、週に一度のリハビリだけは続けました。
3年ベッドの生活ですから、いろいろな心配がありますのでね。
毎日朝9時と夕方4時半、ヘルパーさんが来られる時間なのですが、
この時間に母を起こしておくのが大変だったのですよ。
朝は時によっては、9時を過ぎても眠い日があったり・・・
夜、いつもの時間に眠っても、夜中に何かの折に目を覚まし、
夜中に独り言を言ったり、歌を歌ったりして、活動していることがあるのです。
昼食の後、母は昼寝をするのですが、
すぐに寝ないで雑誌をパラパラとめくっていて、寝る時間が遅くなったりすると、
4時半に起きるのが難しい時もあります・・・
私としては、母に好きなように過ごしてほしいという気持ちもあり、
一方、スケジュールがあるので、それに沿って行動してほしいという気持ちもあり、
両方を調整しながらやってきたのですけどね・・・
そして、母もそれに従って過ごすことが出来ていたのですけどね・・・
こちらのスケジュール通りにはいかないことが多くなりました。
何時に起きて、食事をして、それからこうしてああして、
次にはこの予定があるので、この時間には、起きていてね。
102歳にはこれが難しいのです。
年が明けてからは、週に3回、朝だけヘルパーさんに来ていただいています。
あとは私がしています。
着替えは一日1回だけ・・・これでも母は大変そうです。
今までよくまあ・・・一日に2回も服を着替えていたものだわ・・・運動とはいえ・・・
今になって気が付きます・・・・
この生活になって、母は毎日笑顔です。
ご機嫌です。
だからというわけではありませんが、
4月からは、リハビリを週に3回に増やそうかなと思案中です・・・
早咲きのクレマチス、アップルアーマンディーがほころび始めました。
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by gutsuri
| 2016-03-30 07:00
| 長寿