戦争の役割・・・平和の有難さ・・・
2015年 06月 05日
咳き込むような声が聞えてきました。
寒いのかなあ~、もう一枚薄いものでもかけようかしらと思って部屋に入りました。
「寒い?」と聞くと
「寒いことはないよ。今ね、おむすびをたくさん握っていたのよ。みんなの分を・・・
でも、配給がないから大変なのよ~」
夢の中では、どうも戦時中のようです。
扶美さんの一生で、インパクトがあるのは、やはり、戦時中なのでしょうか・・・
多くの人にとってもそうかもしれませんね。
普通の神経では、考えられないような状況なのでしょう・・・
私の想像を超えたことばかりで、本当に、想像すらできません。
生き延びるということを常に考えて、それ以外のことは除外する・・・
70年も前のことなのに、いまだに夢の中に現れるのですから、
骨身にしみているのでしょう。
食べ物がないことを・・
ひ孫たちの写真を見ながらこのように言っています。
戦時中は、子供たちは皆空腹を抱えていたのでしょうね。
みんなもう、わかっています。
知っています。
戦争をしてはならないと知っています。
youtubeでエイブラハムが語っていましたね。
戦争の役割とは何かと・・・
それは、平和の有難さをわからせるためだと言っていたように思います。
私たちはすでに知っています。
平和の有難さを十分に知っています。
戦争が起きて苦労して、それでようやく平和の有難さがわかるほど鈍くはありません。
平和ボケなどしていないのです。
食はファッションではないと知っています。
身体に良いものを食べています。
感謝して食べています。
美味しいものを食べるのは特別な日です。
平和ボケはしていません。
制限は、外から強制されるものではなくて、自分でするものだと知っています。
平和に甘えることなく暮らしています。
だから、平和の有難さを教えると言われている「戦争」など、
今の私たちには、まったく、縁遠いものです。
無縁のものです。
戦争など遥か彼方にあり、その姿も見えません。
見ることもありません。
消えてなくなってください!
ニュードーンが優しい香りを放っています
ルリヤナギ
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