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温かい聴診器

昨日は、扶美さんがイチゴでチャージしていることを書きました。

「美味しい!」と言いながら、生き生きとした表情になります。

好物を食べると嬉しくて、元気になる・・・

その様子がはっきりと目に見えるのですよ。

そして、もう一つ、扶美さんが元気を貰えることがあるのです。

月に2回の往診です。

母は、健康そのもの、お薬は何も飲んでいません。

内臓的にはどこも悪いところはないのです。

99歳で歩けなくなりましたけど、

どこといってトラブルを抱えているわけではないのです。

定期的な往診が、必要かどうかわからないのですが、

年齢が年齢だけに、念のために往診をお願いしています。

往診の先生は、多分、意識してだと思いますが、

扶美さんに「こんにちは~」と挨拶するときに、

全身からエネルギーを発していて、力に満ち溢れています。

その先生の迫力が、扶美さんに伝わって、

扶美さんがその迫力をしっかりと受け取って、

パワーを充電しているように見えるのです。

先生は、言葉と動作で、母に何かを与えて下さり、

母はそれを受け取り、もっと元気になっている・・・

実際、往診の後は母は上機嫌です。

お薬を頂戴することは、余りないのですが、

先生からエネルギーをしっかりと頂戴している・・・

そのように感じられる往診です。

先生は、在宅介護や終末医療がご専門ですから、

もっともっと弱った方をたくさん診ていらっしゃるのでしょう・・・

お薬以前に、患者を元気づける・・・

先生のこの迫力に、扶美さんは元気をたくさんもらっている・・・

強さと優しさ、包み込むような迫力と温かさ・・・

本当に有難い往診なのですよ。

アラフォーの女医さんです。

聴診器はぶら下げたままで来られます。

服の下で温められている聴診器・・・

先生の気遣いを感じます。

気合を入れて集中するってきっと大変なこと・・・疲れるでしょうね・・・

扶美さんは、往診の度に、元気の注射を打っていただいているようなものです。

いろいろな方のおかげで、

扶美さんのベッドの生活が成り立っています。

母の長寿は、皆さんのおかげです。


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心と身体
by gutsuri | 2015-02-27 19:11 | 長寿

介護の極意は喜ばせること。2013年7月に満百歳になった母と共に花や音楽から元気をもらっています。無農薬、無肥料でバラを育てています。母は2016年11月に103歳4カ月で旅立ちました。。


by gutsuri