ベッドの柵をベルトで縛る

何日前か忘れましたが、

介護施設などで高齢者を拘束していることがテレビで話題になっていました。

聞いていて、複雑な気持ちでした。

介護施設での拘束と同じように、私も母を拘束していますから・・・

ベッドに柵をしているだけでなく、

柵にベルトを通して柵が外れないようにしています。

高齢者とは、長く生きている人たちですから、

いざという時には、

自分の意思を通そうとするその創意工夫の力は凄まじいものがあるのです。

想定外のことばかり起きるのです。

これは我が家に限ったことではないと思います。

運良く大事には至りませんでしたが、

ヒヤッとしたことが何度あったことか・・・

百歳を過ぎると麻酔薬が使えないと先生から言われています。

ベッドから落ちて、怪我をしたり骨折した場合など、

手術は出来ないので、痛みどめでの処置なのだそうですよ。

ベッドから落ちたら大変!

柵止めのベルトを締めるときにも力が入ります・・・

介護施設などではたくさんの高齢者をあずかっている上に、

人出が足らないようですから、本当に大変でしょう。

しかも、高齢者といっても、

一人ひとり個性も違えば体力も考え方も健康度も認知度もすべて異なり、

個性が違えば対応も自ずと違ってきます。

個別対応が出来なければ、自由を拘束するしかないわけです。

安全のための拘束ですよね。

私も家族とはいえ、母の傍に一日中張り付いているわけにもいきませんから、

ベッドの柵を外して母が落っこちないように、柵をベルトで締めています。

母をベッドに拘束しているわけですが、

自分のために子供が犠牲になるなど母が嫌がると知っていますから、

ベッドに拘束していることに罪悪感はありません。

ベッドの中の限られた世界で、母が精一杯楽しく過ごせるように

生きている間は幸せを感じることが出来るようにと願ってはいます。

でもそれは、私のできる範囲で・・・ですよ。

そして、介護していて、一番気にかけていることは、

母はどうして欲しいのかな・・・ということなのです。

母はどうして欲しいのだろう・・・・

母は多分こうしてほしいだろう、と思いながらの私の日々の介護です。

そう考えると、人はそれぞれ違いますから、

介護の在り方も違って当然ですよね。

でも、介護施設のように、大勢の高齢者が入居している場合は、

人それぞれ・・・などと言っていられない事情があるのでしょう。

10年先20年先には介護の仕事に関わる人たちの数が

今よりもず~っと不足するのだそうです。

元気な高齢者であっても、

最後はどうしても介護のお世話にならなくてはなりません。

介護ってみんなの問題なのですよね。



クリックをお願いします。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ナチュラルライフへ





心と身体
トラックバックURL : http://gutsuri.exblog.jp/tb/22827162
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by gutsuri | 2015-02-22 19:25 | 介護 | Trackback | Comments(0)

介護の極意は喜ばせること。2013年7月に満百歳になった母と共に花や音楽から元気をもらっています。無農薬、無肥料でバラを育てています。母は2016年11月に103歳4カ月で旅立ちました。。


by gutsuri