最高のサービス
2015年 02月 17日
2月に入ってからは、時々、元気がないのですよ。
お腹の底から声を出して、
ピントのずれたことを自信を持って言う人ですが、
このところこういった元気さはありません。
先日は、孫たちのアルバムのなかから、千昌夫の写真を取り出して、
「これ誰だか知ってる?」と聞いてきました。
千昌夫と応えると、「よく知ってるね~」と言われました。
昨年、ヘルパーさんと一緒に、
母が「北国の春」を熱唱しているのが聞えてきたので
千昌夫のCDを買いました。
CDケースの千昌夫の写真の裏に歌詞が書いてありますから、
ケースからその写真を取り出して、母に渡したのです。
小さな字で書かれている歌詞を、懸命に眼で追って歌っていますよ。
かなり低い音程で、ところどころうなりながら、
メロディーの高いところは高く、低いところは低く、
不安定な声ながら、
それでも気分良さそうに、歌っています。
CDをかけても、自分のペースで歌っています。
耳が遠いのもありますが、それだけではなくて、
自分の好きなように編曲して歌いたいようです~
その千昌夫の写真が、孫たちの写真と一緒になってアルバムに挟んでありました。
千昌夫の写真を見て、少しは元気になったかしら・・・
そのような感じがしますね。
朝、母を起こす時に、私の方から元気良く明るい声で「おはよう」と声をかけています。
こちらが笑顔なら、母も笑顔ですからね。
今までは、すべて母の自主性に任せてやって来ましたけど、
小さな気遣いが必要なときもあります。
母が元気がないときには、こちらが先手で「笑顔」ですね。
このところのエネルギーレベルのダウンは
一時的なものだと思いますし、そう願っています。
今日、往診があり、先生にそのお話をしました。
高齢者は、身体のどこかに、少しでも違和感などを感じると、
即、機嫌の悪さに直結するそうです。
でも、今日は扶美さんは先生の前では満面の笑みです。
いつも通りの穏やかな扶美さんでした~
まあ、先生がお上手なこともありますけどね。
お医者さま、特に往診は、サービス業でもありますが、
そういった意味では、母は今日、最高のサービスを受けていましたよ。
2月4日の鎌倉八幡宮の寒牡丹
クリックをお願いします。
心と身体