百寿者と一緒の暮らし gutsuri.exblog.jp

介護の極意は喜ばせること。2013年7月に満百歳になった母と共に花や音楽から元気をもらっています。無農薬、無肥料でバラを育てています。母は2016年11月に103歳4カ月で旅立ちました。。


by gutsuri
カレンダー

扶美さんサイドで話をする

扶美さんがヘルパーさんを拒否した時ですが、

私はヘルパーさんに申し訳ないという気持ちが強くて、

これは普通の反応でしょうけどね、

扶美さんにちょっと説教調の口調で、

「有難いわね~ ヘルパーさんが来て下さったのよ~」とか

「せっかくヘルパーさんが来て下さったのに・・・まあ、本当に申し訳ありません」とか

ヘルパーさんに対して扶美さんにきちんと対応して欲しくて、

まあ、普通の言葉を発していました。

しっかりしていた扶美さんですから、百寿者になってもしっかりとしていて欲しい・・・

このように思っていました。

それが、ただ単に、私のエゴだとは分かっていましたが、

ヘルパーさんにも申し訳ないという気持ちもありましたし、

自然とそういう感じの話し方になっていたのです。

でも、最近は少し違うのですよ~

扶美さんサイドで話をします。

「本当に迷惑な話よね。あっち向いてとか、こっち向いてとか・・・」

「静かにしていたいときにやって来て、あれやこれや、本当に困ったことよね・・・」

「扶美さんの言う通りよね・・・」

まあ、このような調子で、扶美さんに話を合わせています。

これが最も効果的だと思うからです。

まあ、いろいろな意味でですが・・・

扶美さんサイドで話をすると、扶美さんが急に勢いづいてきて、

それまでどんよりと頭を覆っていたヴェールが急に剥がれ落ち、

何かしら自信を持ち、はっきりと話を始めるのです。

そして何より、高齢者がそのように感じていることは、

高齢者ではない私たちにはとても理解できないものが、そこにあるのです。

五感以外の何かが働いているのかもしれないですし、

その人が浸っているその世界とは、その人のものであるということ、

他の人はなかなかその世界に入っていけませんし、理解もできませんよね。

当然のことながら・・・

一昨年の秋から冬にかけて、ヘルパーさんの拒否が時々ありました。

一時的なものでした。

それ以後拒否はなかったのですが、

たまに拒否があったときには、それでよし、だと思うのです。

そのように考えれば、すごく気が楽になりました。

どのような世界でも、その人にとっては大事な世界なのですよね。

実際にそこに居て、その世界を感じているのですから・・・

今日の夕日
e0288951_19131232.jpg

クリックをお願いします。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ナチュラルライフへ





心と身体
by gutsuri | 2015-02-09 19:18 | 介護 | Comments(0)