「食」と「睡眠」と「排泄」と

生き物は

生きて活動するためのエネルギーを得るために

エネルギー源となるものを

身体に取り込まなくてはなりません。

そして、取り込んだ後のカスを体外に出します。

排泄です。

当たり前過ぎて、普段は考えることもありませんが

ちょっと身体が不調になったり

いつもと違った状態になったり

何かのきっかけで、そのことに気が付いたりすると

その当たり前のことについて考えたりします。


「食」と「睡眠」と「排泄」の三つ。

まあ、これをしていれば、生きて行くことは出来ます。

最近はこれらの重要性が認められているので

たくさんの情報が、溢れています。

その溢れている情報の中から

それらをどのように解釈して生活するかで

人それぞれ違ってきますし、そこにはその人なりの個性も出てきます。

個々の個性を認める自由さは大事なことです。

何が良いことかを感じたり考えたりすることは

皆それぞれ違っていて当たり前

それこそ多様性で、それは大事なことでもあります。

前置きが長くなりました。

ちょっと、排泄について書きたいと思っただけなのです。


排泄というと、家族間だけの話、

お医者様に聞かれることもありますが

本当にプライベートな話のNo.1ではないでしょうか。

きれいな話ではないので

する方も聞く方も必要に迫られてといったところです。

でも、とても大事なことなので

生きて行くために、大切なことなので

必ずやどこかで話されている話題です。


昨年の12月に母がベッド上の生活になってから

我が家もこの排泄が大きな問題となりました。

初めは、ポータブルトイレを使用してと

私の頭の中では、青写真がすっかり出来上がっていたので

それを実行しようと頑張っていました。

でも、99歳の母の身体を相手に

予定通りに事が進むはずがありません。

母が、トイレはどこか、トイレに行くからと、手を引いてくれたら歩けると

挙句の果てには、トイレを使うのにはお金がかかるのかとか

いろいろなことを言ってきました。

私も適当に応えていました。

「今、紙おむつをしているのだから、そのまま、そこにしていいのよ」

「歩けなくなったのだから、仕方ないのよ。」

「今の紙オムツは良くできているから、大丈夫なのよ。そのまましてね。」


今のところ、私たちは排泄で困っていないけれど

今、私たちが紙オムツの中にして下さいと言われてできるものかしらと

家族や知人と話していました。

皆、「う~ん、ちょっと難しいかもね~」という返事でした。

椅子に腰かけた状態では難しいです。

寝ていたらできるのでしょうか。

健康体でもなかなか難しいのです。

母は、紙オムツの中にどうしても出来なくて

我慢に我慢を重ねて、便秘になりました。


昨年の12月までは、母がどうにか歩いている間は

手すりにぶら下がるように歩きながらトイレに行き

用を足していました。

排便は週に3回くらいでしたが、それで日々を過ごしていました。

野菜多めの食事、

母のトイレ所要時間の様子次第で

オリゴのおかげは便を柔らかくする作用があるので

それをヨーグルトに多めに入れて

すると母は、ヨーグルトが甘くなって喜びます。

そのようなことで済んでいました。


いろいろと大変でしたが

春ごろからあるスタイルが出来上がっています。

ヘルパーさんが来られた時に、紙おむつを外しますが

その時にお腹をマッサージしていただきます。

横向きになった母は、便が出やすいようです。

ゆっくりと気持ちの良い排便が出来ています。

トイレでパンツを下して排便していた長い習慣が身についているのでしょうか。

ある種の条件反射なのかもしれません。

よくわかりませんが、人それぞれですね。

紙オムツの中に便を出すということが出来ない人。

それならば、その人なりに出来るやり方を探ればいいのです。


紙オムツの中にオシッコをする。

これも初めは出来なくて大変でしたよ。

ぎりぎりまで我慢していたようです。

いまでも、日中の尿の量は少ないです。

眠りに入って、意識がなくなった夜間、

コントロールしていない夜間の尿量は多いです。

人それぞれ、母は母です。

誰かは出来ているのだから、してちょうだいといってもダメのようです。

母は最期まで母なのでしょう。

当たり前ですよね~


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今日の庭
狭いながらも楽しい庭
何かしら咲いている庭、嬉しいです。朝、外に出る楽しみがあります。虫もたくさんいますから
夏はそれなりの状態です。我が家では、バラと虫は、お仲間といったところです。
バラは虫の存在を知っていて咲いていますよ~

ヘリティッジ
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ゴールドバニー
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シャリファアスマ
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シェイクスピア
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イモーションブルー
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小さなスペースです。ルッコラ、バジル、パセリ、スープセロリ、ミントなどが見えますね。
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Commented by mie at 2013-07-27 21:59 x
お母様・・・
あぁ 今日も変わりなかった・・ホッとしつつ
いつも 最後まで読ませていただきながら
介護は大変・・そう思いつつも
実母の介護が出来るのは 幸せなこと・・そう
羨ましく思いながら読ませていただいています

親孝行・・・介護に勝るものなし・・そう思う
モノや お金ではないですね
お母様 お幸せ・・
明日も 穏やかに過ごせますように
Commented by gutsuri at 2013-07-27 22:42
mieさん、こんばんは。

そうですね。
母が幸せを感じていれば嬉しいです。
でもね、実はね、私が幸せなのですよ~
親を看ることが出来る幸せ。
そして、介護を通して、いろいろなことが見えてきて、それが面白いんですよ。介護という断片を通してですが、今まで考えなかったようなことを、考えるようになりましたからね。
そしてね、何が一番大切なのかという、究極の質問が目の前にぶら下がっているんですものね。
結局はここにたどり着くのでしょうか・・・
Commented by Julia Kerry at 2013-07-27 23:29 x
こんばんは~♪

ビックリしました。
gusturiさんのコメントを読んで。
おっしゃっていること全てが私にも当てはまります。

そして介護していて
あらためて自分というものを見つめる、
見つめなおす機会もあります。
学ぶというチャンスでもあるんですよ。

重度の認知症の母の笑顔を引き出した時、
あるいはそれを見た時、
もうとても幸せなんです。
認知症になって
もう何もわからなくてできなくても
そんなことはどうでもいいのよ と
母にはとても感謝しています。

ただ、
私のことがわからない、娘だとわからない。
これには切ないものがありますね。
Commented by gutsuri at 2013-07-28 10:42
juliaさん、おはようございます。

私はこう考えていますよ。

魂は、身体の中に宿っています。

でも、身体の中にいるときには、身体が優先です。
魂は身体を優先させている。
身体の脳が、高齢や病で、普通ではなくなっているときには、だから、それが表に出るのです。
魂がそうさせていると思っています。
魂が、おかしくなっているのでも、病に侵されているのでもない。
魂はそのままでそこにいる。

身体の器官や臓器が、高齢や病気で、普通ではなくなってきている。長く働いてきて、疲れが出たのですよ。

高齢や病気の身体から抜け出た魂は、また、元のままです。元気でピュアな魂です。

juliaさんのお母様や私の母には、ピュアな魂が宿っています。
老化や認知症によって変化した脳は、魂よりも優先しているだけです。一時的にね。

そのように考えて、母に接していますよ。


私の独断と偏見でした。
Commented by wildrose53 at 2013-07-28 22:12
昔、ヘルパーの研修を受けたときに、紙オムツをあててそこで排泄するという宿題がありました。(もしかしたら、これは以前にも書かせていただいたかもしれないのですが)
これは必要な体験だ、と自分に言いきかせながら、なんとかこの宿題を達成することができましたが、意識がしっかりしている状態でのこの行為は、大変な葛藤を伴うものだなと実感しました。
排泄は誰にとっても当たり前のこと。恥ずかしいことなどないんだといくら思ってはみても、やはり大変なことでした。

ハーブのお庭、いいですね。私も今日、知らないあいだにずいぶん増えたミントを摘んで車の中に置いてみました。お茶にも入れて爽やかなひとときを過しました。
お母さまもgutsuriさんもどうぞお元気でお過ごしくださいね。
Commented by gutsuri at 2013-07-28 23:47
Wildroseさん、こんばんは。

排泄がどれほど大切で、重要で、そして切ないか・・・母を見ていて、よ~く理解できました。身近なところで起きなければ、なかなかわからないですよね。歩けるうちは、排泄物は全て、水に流して終わりですから。

車にミントの葉ですか、気分がすっきりで運転も軽快、良いアイディアですね。私もやってみましょう。ミントが蔓延っていますから・・・
ハーブ類は便利です。サラダに少し加えるだけで、サラダをリッチにしてくれます。幸せなひと時なんですよ。ハーブの香りがするとね。ハーブティーも良いですね~





Commented by チルミーママ at 2013-07-29 10:26 x
排泄って本当に大切ですね。問題があってもなかなか話せないことでもありますね。
私の母は、兄夫婦と暮らしているのですが、昨年大腸がんの手術をしました。
ずっと便秘症で、少ししかでなくなっていたそうです。
症状があってもなかなか話せなかったのでしょうね。
お蔭様で術後も寝たきりになることなく、退院できました。
今は、便をゆるくする薬を飲み続けているので、便意がなくても、出てしまうようで、パットを当てています。
尿も近くて、行こうとするともれるそうです。
こんな症状も話してくれるようになったのは、最近のことです。
右手も不自由なのですが、なんとか一人で始末出来ております。
普通に食べて、排出する。そのことがどんなにありがたいことか、よくわかります。
意識がしっかりしてると、排泄のお世話を頼むことがどんなに切ないことかよくわかります。
私もいつかそのお世話をさせていただく時が来るだろうと思います。
その時は、ありがたくさせていただこうと思っています。
Commented by gutsuri at 2013-07-29 15:41
チルミーママさん、こんにちは。

私たちは今健康体なので、まさか、排泄を誰かの手に委ねるなど思いもしません。誰もが皆、「今ここ」を意識して暮らしていますからね。

生きている人が向かっている場所は、同じところです。それを意識するもしないも自由ですが、でも、ある時ふと、何故か寂しさを感じたり、孤独感に苛まされたり、わけもなく不安に襲われたりすることがあります。身体は知っているのですよね。私たちが向かっている方向を・・・終点を・・・

終わりに近くなったら、人のお世話になることが多いと思います。その時になって、ようやく、排泄の大切さに気が付くのでしょうね。
口から入れる食べ物もですが、身体から出す排泄の方も重要になります。動けなくなって排泄する。どうやって?ですよね~
お世話をして下さる方に、気持ちよくしていただく。お世話をして下さる方が、気持ちよく仕事が出来るように・・・
私たちの魂磨きの旅でしょうか、生きている間は・・
by gutsuri | 2013-07-27 15:47 | 介護 | Trackback | Comments(8)

介護の極意は喜ばせること。2013年7月に満百歳になった母と共に花や音楽から元気をもらっています。無農薬、無肥料でバラを育てています。母は2016年11月に103歳4カ月で旅立ちました。。


by gutsuri