見えない壁、百歳の壁

母のいる部屋にエアコンを入れています。

一日中入れています。

日中は26度の設定で、夜は28度にしています。

快適なようですね~

午前中の居眠りはなくなって

以前のような元気が出て来て、ホッとしています。

朝、ヘルパーさんにきれいにしていただいた後

午前中は、新聞や雑誌を読む時間でした。

調子が戻ってきましたよ。

チラシを読むのが、新聞と同じくらい好きなのです。

スーパーのチラシを見比べて

ここのこれが安いとか、これが美味しそうよなどと

私に教えてくれたりします。

良かった~ 前と同じです。


百歳という見えない壁。

それに向かって、いや、その厚い壁の中を、進んでいるわけです。

ちょっとした不調やいつもと違って元気がない時など

見えない壁は突然姿を現します。

ああ、これが見えない壁だ、百歳の壁だ。

やっぱり、しっかりと、存在するのだな~


ベッドの上で日々を過ごすようになってから

たまにですが、私に

「ありがとう」 「すみませんね~」

などという言葉が 聞かれます。

随分と気弱になったものだと思います。

上から目線で、私にものを言う人なので

「あ、そうなの?」とか「はい、はい」とか「どうも、どうも」

などという言葉は聞かれたものの

歩けるうちは「ありがとう」という言葉は

数えられるほどしか聞いていません。

そう、特別な時だけでした。

歩けなくなって

ベッドの上の生活になり

たくさんの方々のお世話になって

母自身、多少のボケは入っているものの

いろいろと考えるところがあり

自然と「ありがとう」という言葉が

口から出てくるようになったのだろうと思っています。

そして、そのような感覚、感性のようなものが

あの世への旅立ちのときに対しての

備えのようなものなのかもしれません。

それは自然とそうなるのでしょうね。

母が「ありがとう」という言葉を口にすると

私も「ありがとう」と言います。

本当に、介護のおかげで

いろいろなことに気が付いて

ありがとうです。

おかげさまです。


クーラーのおかげで涼しくて

母の元気が戻り

その涼しい部屋に行くと

ランニング姿の私は

涼しさ通り越して寒く感じるときもあり

「寒くない?」と度々聞いてしまいます。

「大丈夫。寒くない。ちょどいい」

そのたびに、なぜそんなことを聞くのかと

不審そうな顔で母は答えますよ。






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今日の庭。 今日は曇り空、暑さもちょっと一休みでしょうか。

バラたちは、環境に合わせていく逞しさを持っています。
日本の夏の蒸し暑さ、強い日差しに、バラ自身が日本の夏の環境に合わせていこうと
する力強さを感じます。
今日も咲いています。嬉しいです。元気が貰えます。


ナエマは今のところは黒点知らずです。
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グラハムトーマスのやさしい黄色は春と同じです。
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アブラハムダービー、昨日の蕾が咲いていました。
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シャアンタルメリュー、次々と咲いてくれます。春より小ぶりです。
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クレアオースティン。
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スーリール・ドゥ・モナリザ(モナリザの微笑み)
葉が、椿のような照葉で、黒点を寄せ付けません。
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Commented by Eriko at 2013-07-13 23:10 x
gutsuriさんのお母様と私の母をどうしても比べてしまいますが、私はもう18歳のときから家を出てたまにしか帰らない存在でしたので、もう母が厳しかったころのことは遠い記憶です。厳しかったのも、4人姉妹で家事も多く気持ちに余裕がなくて言っていたことだと思うんですよね。車に乗せてあげただけで”ありがとう、お陰さまお陰さま”といつも言いますね。
言いたいことをオブラートに包まずにストレートに言う人なので分かりやすいですが。母と娘の関係は父親には羨ましいようで四六時中ずっと一緒にいても大丈夫という感じですね。きっとgutsuriさんのところもそうなんでしょうね。
Commented by アキ at 2013-07-14 12:23 x
毎日の日課に、急に興味を持たなくなったり出来なくなったら心配になりますよね。

その原因が暑さならば、過ごしやすくしてあげたいですもんね。

gutsuriさんのお母様、チラシで品定めなさるなんて、感覚がお若いように感じました。(目上の方に偉そうにすみません)

あと前に、暮しの手帖を購読されてるとありましたが、そのアイデアを私も真似しようと思います。

ウチも頭の為にドリル等を買っていたのですが、こちら目線の選択だったと思います。

それが祖母の為かと考えれば…?

祖母の好きな雑誌を定期的に買ってくる方が、楽しみになるんだなと分かりました。

ホントに簡単な事に気付かないものですね。
Commented by gutsuri at 2013-07-14 13:39
Erikoさん、こんにちは。

え~四人姉妹なのですか?若草物語の世界ですね。
お父様もお母様もお幸せですね。
娘が四人もいるのですから。

親というのは厳しいものですよね。でも、その裏には、愛が必ずあっての厳しさですから、子供たちはその厳しさを、理解できます。時代の変化もありますけど・・・

12年前に我が家にやってきた母は、昔通りの母でした。前向きで自分の考えをしっかりと持っている人でしたが、意地っ張りも昔のままでした。それでいいのかなって思います。
人間って必要になったら、それに合わせることが出来ます。
みんな、そうだと思いますよ。
そういう面で、みんな、凄いし素晴らしいって思います。
可能性を含んでいます。
その可能性を引き出せればいいのですよね~

私が介護を意識したのは、母は97歳になったときなんです。
それまで母に留守番を頼んでいた不届き者なんですよ、私は。
それくらい元気だったのです。



Commented by gutsuri at 2013-07-14 13:53
アキさん、こんにちは。

暮らしの手帖はいいですね。本自体が重くない、立派すぎない
カジュアルな感じがしてしかもセンスがいいと思います。
私は月に3冊くらい雑誌を用意しています。母は楽しみにしていますから。AMZNがありますから、便利ですよね。

以前、週に3回のリハビリで、小学校1年位の計算問題プリントや日記の宿題が出ていたことがありました。初めは頑張ってしていましたが、そのうちそれが面倒になって、私が母にそれをさせるのが、また面倒で、結局、それはなくなりました。
楽しいことをするのが一番だと思います。
Commented at 2013-07-14 14:14 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by gutsuri at 2013-07-14 19:42
こんにちは。

ありがとうございます。
いつもなら、普通の生活を送っていたら、自分がそういう立場になるまで、気が付かないことが多いでしょうけど、介護をしていると、先のことが見えてきます。
そういう意味では本当に有難いと思います。
by gutsuri | 2013-07-13 16:15 | 長寿 | Trackback | Comments(6)

介護の極意は喜ばせること。2013年7月に満百歳になった母と共に花や音楽から元気をもらっています。無農薬、無肥料でバラを育てています。母は2016年11月に103歳4カ月で旅立ちました。。


by gutsuri