百寿者と一緒の暮らし gutsuri.exblog.jp

介護の極意は喜ばせること。2013年7月に満百歳になった母と共に花や音楽から元気をもらっています。無農薬、無肥料でバラを育てています。母は2016年11月に103歳4カ月で旅立ちました。。


by gutsuri

廊下に張り紙

二日前に廊下の壁に張り紙をしました。

大きな矢印とトイレという文字が書いてあります。

トイレの横にも張り紙がしてあります。

しばらくこのままで様子を見ようと思います。


だんだんと物事がわからなくなるというのは、

わからなくなっていることもわからないのですから

ある意味、救いでもあります。

わからなくなっていることがわかったら本当につらいですからね。

24時間そのような状況ではないのですが、

最近はいろいろなことが混乱しているようです。 

とくに昔の住所録をみた後などに、

「さあ、今からちょっと出かけてくるから」と言って、

コートを着て帽子を被りバッグを掛けて出かけようとします。

母の姉妹の所に行こうとするのですが、

「どうやっていくのかわかるの?」と聞くと

「わからないけど、とにかく行かなければならない」と威勢がいいのです。

落ち着いて話をすると、

すでに皆、亡くなっていることに母は気が付きます。

伯母たちもみな長命でしたが、兄弟姉妹は今はもう誰もいません。


気が付くとしばらくしんみりして「ああ、そうだったね。」と言い、

でも自分が生きていることがわかると、

百歳まで生きようと自分に気合を入れています。

この「自分に気合を入れる」というところが母の強みなのだなあと実感、

そしてその性質をうらやましくも感じています。


今日のバラと夕日です。
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by gutsuri | 2012-11-09 22:50 | 介護 | Comments(0)